高野山の四季
気候の特徴
春の新緑、夏の避暑、秋の紅葉、そして冬は樹氷と、
このまちでは自然が織りなす四季折々の風情が楽しめます。
1200年の歴史や文化に、触れて・見て・食べて・体験して……
“高野山旅”の楽しみ方はあなた次第です。
“高野山の魅力再発見” 奥深い高野山の情趣をお楽しみください。
高野山では、町花「シャクナゲ」をはじめ、新緑や紅葉、四季折々に可憐な花を咲かせる草花など、
年間を通じて季節の彩を楽しむことができます。
自然が織りなす季節の移り変わりを感じながら散策するのも楽しいものです。
春の花(3月~6月頃)


















3月中旬頃までは寒い日が続きますので、服装は冬物をお勧めします。
4月中旬頃になるとサクラの開花に続きシャクナゲが咲き始めます。
梅雨明けまでは天候によって肌寒い日もあり、羽織れる上着があると便利です。
夏の花7〜8月
7月になるとセミの声が聞こえてきます。
30℃を超える日は少なく、涼風が心地良い季節です。
お盆を過ぎると朝晩は肌寒い日があります。
秋の花9〜11月








アキノキリンソウ

紅葉

紅葉
10月中旬にはモミジやイチョウが色づき始め、お山は秋本番を迎えます。
朝晩は一層冷え込み、冬支度が始まります。
冬の花12〜3月
11月下旬~12月中旬には初雪が見られ、1月、2月は一日中氷点下の日も少なくありません。
厚手のコート、ジャンパー、マフラー、手袋など十分な防寒対策が必要です。
雪道の歩行はご注意を!!
高野山で観られる星座
夜空を見上げれば、都会では見られないほどのたくさんの星が煌いています。
明るく見つけやすい星もあり、四季と共に星座も移ろいます。
「春の大曲線・春の大三角」「夏の大三角」「秋の四辺形」「冬の大三角」が目印になり、
その周りにも美しい星が輝いています。
清らかな空気の中に広がる空を眺め星座や流星をさがしてみましょう!!
北の空で一年中見られる星座
北極星(こくま座の尻尾の先)
北斗七星(おおぐま座の尻尾付近)
カシオペア座
春の代表的な星座(3月~5月頃)
うしかい座 おおぐま座 しし座 おとめ座
★春の大曲線 ★春の大三角
おおぐま座のしっぽ(北斗七星)の3つの星から、アークトゥルス(うしかい座)とスピカ(おとめ座)を結ぶ大きなカーブを「春の大曲線」と呼びます。
また、アークトゥルスとスピカとデネボラ(しし座)を結んだ三角形を「春の大三角」と呼びます。
夏の代表的な星座(6月~8月頃)
はくちょう座 こと座 わし座
さそり座 いて座
★夏の大三角
アルタイル(わし座)とベガ(こと座)とデネブ(はくちょう座)を結んだ三角形を「夏の大三角」と呼びます。
アルタイルとベガは七夕のお話の主人公「ひこ星」と「おりひめ星」のことで、その間に淡い光を放つ「天の川」を見ることができます。
秋の代表的な星座(9月~11月頃)
カシオペア座 アンドロメダ座 ペガスス座
ペルセウス座 みずがめ座 ケフェウス座 くじら座
★秋の四辺形
シェアト・マルカブ・アルゲニブ(ペガスス座)とアルフェラッツ(アンドロメダ座)を結んだ四角形を「秋の四辺形」と呼びます。
冬の代表的な星座(12月~2月頃)
オリオン座 こいぬ座 おおいぬ座
おうし座 ふたご座 ぎょしゃ座
★冬の大三角
ベテルギウス(オリオン座)とシリウス(おおいぬ座)とプロキオン(こいぬ座)を結んだ三角形を「冬の大三角」と呼びます。
流星群
彗星が残していった大量の塵と、地球の軌道が重なった時に、地上では多くの流れ星が見えることがあります。それが流星群です。
地球が彗星の軌道に残る塵の帯を通過する日は毎年ほぼ同じです。
期間中、空気の澄んだ高野山の夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?